双撃のブックマーク

個人的なブックマークです。

木を描くヒト

こんなブログに載せたらバチが当たるかもしれないんだけど、忘れたく無いのでポストすることにした。
それは西田俊英という大学教授あるいは日本画家のことだ。
 

日本画家 西田俊英 公式ホームページ日本画家 西田俊英 公式ホームページ www.nishida-shunei.com
 

テレビを見てたら日本各地の巨樹を訪ねる番組をやっていた。

 

神様の木に会う~にっぽん巨樹の旅~悠久のいのち、巨樹。全国各地の巨樹を訪ねる旅。ご神木としてもあがめられる古木の不思議なパワー。四季の圧倒的な美。巨樹と人の、奇跡の物語をたっぷりご紹介。 www.nhk.jp
 

その中で大学での仕事を一年間休んで屋久島に移り住み、そこの縄文杉を描こうという画家のドキュメントだった。

齢70歳だが、森の中で縄文杉に3時間も4時間も向かってひたすらスケッチをしている。それどころが暗い夜にも月明かりを浴びて浮かび上がる縄文杉を頭につけたライトを頼りに鉛筆を走らせていた。

純粋なヒトだった。縄文杉に対峙しながら絵を描き、その自然が持つ何かに涙していた。自分をさらけ出すことが出来ると歓喜していた。エネルギーも心の清らかさも、この方にワタシの及びそうなものは何一つ無い。

でも、こういうヒトの存在を忘れたく無い。

若い女の子の肌を愛撫し、アソコを舐めて「この世の最上の喜び」だと思っている(確かに今もそう思っている)ワタシとは全く別様のニンゲンがいるということを知っていたいし、忘れたく無い。

展覧会があるかどうか探してみよう。

8月19日2023年