発情してる方がイイかもね
一時(いっとき)オ〇クラ通いなんて止めて、もっと静かな生活を送りたいと思ったコトがある。
聴く音楽も神経質を鎮静させるChillミュージックなんか聞いて心穏やかな暮らしを送る。年相応に。
自分の欲望からくるガツガツした気持ちから自由になって、お気に入りの本のページを静かにめくる時間を過ごしたい。そう思った。
でも、そういうのって、どこか無理があった。その時はそうするもんだと思ってたけど、そういう意識で行き着いたのは、なんとなく「もう死んでもいいかも」みたいな希死念慮の状態。自分でも驚くけど、ホント危なかったと思う。
そういうのを味わってから、もうそんな「枯れた」生活を望むコトは一切しないと誓った。それは私にとって緩慢な自殺を意味するから。
そういう不自然な意識から逃れたいと思っている時にHちゃんに出会った。
メスの匂いをプンプンさせていて、それでいて品があって教養もある女の子。いつも明るくてジメついた所が全く無い。
そのHちゃんに出会ってからは、常識的に自分を制御しようという気持ちは全く失せた。
オトコは、何歳になろうが発情してナンボなのだ(女性だってそうだと思う)と悟った。むしろ、還暦ともなれば、意識してそうしないと生物学的に欠けた状態になり、生存問題につながりかねないと。
色恋に振り回されることはみっともないけど、女の子から刺激を受けてインスパイアされる毎日でなきゃマトモでいられないんだと思う。
そうやって分かったコトは、発情してる方が自然でラクなんだということ。ムリに煩悩から脱するために自分の性欲を滅却したり昇華しようとしてたけど、そういう不自然さは生物としてのファンダメンタルな自分の危機につながるのだと分かった。
ただしそういうBasic instinct =基本的本能を発露させるのはどこでも可能な訳では無いし、 プライベートな関係でそれを出すっていうのはなんか邪魔くさいことになりそうだし、結局オ○クラという便利なシステムにお世話になることが一番だという結論になった。
8月6日2023年